ドクターコラム

Doctor column

フラットパネル

2025年3月31日より胸部レントゲン写真の装置を新しくしました。

FPD(フラットパネルディテクタ)を導入しました。 聞き慣れないと思いますが、皆さんは胸のレントゲンを撮るときに板の前に立っています。その板は、X線を吸収するものであり、FPD(フラットパネルディテクタ)に新しく変ります。

高精細な画像で、AI画像診断が出来ます。 今までのものは、X線を受けた板を、読み取り機に入れてデジタル化して画像化されていました。
FPD(フラットパネルディテクタ)では、X線を受けた板そのものがデジタル化して画像化されるので読み取り機を通す必要がありません。そのため、高画質でノイズが少なくなります。

カメラで例えますと、従来は撮影したカメラにフィルムがあり、それをデジタル化していました。新しいのはフィルムなしでデータをデジタル化して直接現像できるようになりました。フィルムカメラとデジタルカメラのような違いです。

そして、当院ではAIによる画像診断の補助も行っており、それによる診断精度もさらに向上が見込めます。